学習院女子大学・フードコンシャスネス論ご報告
〔 2018年10月12日 〕

2018年10月12日『比較文化論Ⅵ(嗜好)【フードコンシャスネスと食を自覚する授業】』(品川 明教授担当)のご報告です。

 

10月12日(金) 『比較文化論Ⅵ(嗜好)【フードコンシャスネスと食を自覚する授業】』(品川 明教授担当)のご報告です。

 

今日は各グループ内(地域毎)で自分が調べたお雑煮の発表をし、グループ内で発表するお雑煮を一つ決めてもらい、PowerPointで発表してもらいました。

 

各お雑煮については、どの様な出汁、素材、餅の形、おすましなのか味噌を使うのか、作り方、文化や歴史、背景を発表しました。

 

各地域によってさまざまなお雑煮があり、改めて食文化の多様性が認識できます。

 

  • 東北地方から選ばれたのは秋田県の「しょっつるの比内地鶏と河豚出汁雑煮」
  • 関東地方から選ばれたのは千葉県の「超高級素材 はばのり雑煮」
  • 東海・北陸地方から選ばれたのは富山県の「エビ出汁の雑煮」
  • 関西地方から選ばれたのは奈良県の「きな粉雑煮」
  • 中国・四国地方から選ばれたのは高知県の「高知の風物詩大丸入り雑煮」
  • 九州地方から選ばれたのは佐賀県の「ひよくもちとスルメの物産雑煮」

 

6県のお雑煮から多数決で3つのお雑煮を選びました。それは秋田県、奈良県、富山県のお雑煮で、これらは最後の授業で学生たちが作って食べます。

(文責:楠野恭巳)