NEWS 会員活動報告
〔 2017年2月16日 〕

2017年2月16日インストラクター有志の研究部会が企画した「JAこま野のトレンド体験 in Tokyo ~味わい教育と真空ミキサー体験~」講座が開催されました。

 

2017年2月16日(木)に、インストラクター有志の研究会であるフードコンシャスネス研究部会が企画した「JAこま野 食のトレンド体験 in Tokyo ~味わい教育と真空ミキサー体験~」講座が、五反田の(株)テスコム本社ショールーム兼キッチンで開催されました。

当日はJAこま野の女性組合員11名とJA職員の小野勝也さんが御参加下さいました。さらに全国共同出版株式会社の編集部次長 村田正さんが取材に来て下さいました。

 

講座は相澤さんの司会で始まり、集堂さんの挨拶、スタッフ全員紹介がありました。

講座は楠野理事による五感と五官、基本五味についての解説から始まりました。参加者が生産者なので、食べるということに対しての気づきが明確でした。

アクテイビテイ「五感を使ったジュースの飲み比べ」のファシリテーションでは、真空ミキサーと普通のミキサーを使ったジュースを、五感を使って味わって頂きました。

 

日頃から野菜ジュースを作って飲んでいらっしゃる参加者も何人かおられ、違いや味わいに強く関心をもたれていたようでした。(記 笠原)

 

参加者はみな様が果物を生産する農家の奥様で、食の意識が高く、ファシリテーションでの発言や意見もすばらしく、積極的かつ活発に発言して下さいました。

「こんなふうにじっくりと体を使って味わった事がなかった」、「初めての体験」等々、五感を使って味わうという初めての教育に、みな様が大変新鮮さを感じられたようで、強い興味を示して下さいました。

江口名誉教授のフードコンシャスネスの本質を分かりやすくまた楽しく解説してくれるお話に、参加者の方々は大変興味をもって聞き入っておりました。

五感で味わうという事、食の大切さを学んで、「家に帰ってから嫁、孫にも伝えます」

「保育園で参考にしたい」「これからも良い果物を作っていきます」等、笑顔と自信にあふれた参加者の方々の言葉がとても印象的でしたし、大変嬉しく思いました。

今後もJAや農家さんとの繋がりをもち、フードコンシャスネスの心を伝え続けていきたいと思います。

今回の味わい教室開催にあたり、品川教授のご指導および江口名誉教授のご指導とご講義、さらに楠野特別講師には(株)テスコムとの連絡、会場の手配等、細やかなご配慮を頂戴致しました。部会のメンバー一同、感謝の気持ちで一杯でございます。

みな様のご協力の下、今回の味わい教室を開催することができました。1人でも多くの方に、フードコンシャスネスを知って頂けるように、これからも努力して参ります。

(記 集堂)