学習院女子大学・フードコンシャスネス論ご報告
〔 2016年12月2日 〕

2016年12月2日フードコンシャスネス論は品川 明教授に「五感を使って味噌を食べよう」と題して講義を頂きました。

 

12月2日(金) 「特別総合科目Ⅸ(フードコンシャスネス論Ⅱ)」担当教授の品川 明教授に「五感を使って味噌を食べよう」と題して講義を頂きました。

講義の内容は主に以下の項目から構成されていました。

1.6種類の味噌の五感を使っての食べ比べ

2.2種類のキャベツの味比べ

それぞれの味噌はワークシートを使って、塩味、旨味、甘味の強弱、好み等、その特徴を味わって比べてみました。

 

2種類のキャベツの生産地はどちらも埼玉県ですが、生産者によって味や香りが全く異なります。

 

6種類の味噌の①と②は麦味噌です。③は仙台味噌、④は白味噌です。⑤の八丁味噌は糀を使ってないので熟成に時間がかかるそうです。⑥の韓国の味噌「チャジュトウ」は枝豆っぽい大豆を使うそうです。納豆菌なども入っているそうです。

味噌の色や香り、味あるいは作り方は地方によって様々で、まさに地域文化を象徴する食べ物の一つです。

今回は私たちの食生活で欠かせない味噌の特徴や多様性(色、味、香り、素材、地域性等々)と文化との関わりを体験できる授業でした。