学習院女子大学・フードコンシャスネス論ご報告
〔 2016年10月28日 〕

2016年10月28日フードコンシャスネス論においてフードコンシャスネス研究所 楠野恭巳 理事(2015年大学院卒)に「五感を使って味わうスムージー」と題して講義を頂きました

 

10月28日(金)「特別総合科目Ⅸ(フードコンシャスネス論Ⅱ)」(品川 明教授担当)において、(一社)フードコンシャスネス研究所 楠野恭巳 理事(2015年大学院卒)に「五感を使って味わうスムージー」と題して講義を頂きました。

講座内容は講義とアクティビティから構成されていました。

★基本五味と五官・五感の解説

★味わいアクティビティは“真空ミキサー”と一般ミキサーを使った3種類のスムージーの比較。

 

①3種類のスムージーを、素材情報を知らせずに味わってもらい、五味・五感の視点からワークシートに記載してもらい、それをグループごとに発表してもらいました。

  • 人参のスムージー:農薬と化学肥料を5割削減した大変甘い人参を使用。

 

ミキサーの違いによる、味と色と触覚の違いが明確でした。

 

②柿のスムージー:素材は柿・パイナップル・ミント・水。

 

構成素材の中に柿があることを認識できた学生は36人中4名でした。

 

③グリーンスムージー:素材は小松菜・りんご・バナナ・パイナップル。

 

一般ミキサーのスムージーは分離していますが、“真空ミキサー”は色も鮮やかで、小松菜の苦味もなく、とても滑らかで、味も全く異なりました。

 

“真空ミキサー”の素材の本質を際立たせる威力に学生は大変驚いたようです。なお今回は真空ミキサーのメーカー(株)テスコムの社員の方に協力して頂きました。