会員活動報告
〔 2016年9月3日 〕

2016年9月3日研究部会が企画した『ぶどうを五感で感じる 味わい力、目利き力UP!』講座が、南青山のTRA’S クッキングスタジオで開催されました

 

9月3日(土)にインストラクー有志で結成したフードコンシャスネス研究会のメンバー(集堂・笠原・相澤・若宮、辻、石渡、二宮各女史)が企画した『ぶどうを五感で感じる 味わい力、目利き力UP!』講座が、南青山のTRA’S クッキングスタジオで開催されました。

 

 

20名限定の講座はお蔭様で定員一杯のご参加を頂きました。

今回の“主役”のぶどうは長野と山梨の3か所から取り寄せました。特に長野でぶどう農園をされているインストラクーの中村女史(小さな果樹園 ぷてぃ・べるじぇ)からは新鮮なぶどうを沢山協賛して頂きました。(http://www.petit-verger.com/)

講座は研究会担当楠野理事の司会の挨拶から始まり、続いて江口泰広会長(学習院女子大学名誉教授)がパワーポイントを使って、「フードコンシャスネスの意味」を分かりやすく解説しました。

アクティビティ:「五感を使ってみよう」(ファシリテーション担当:相澤 / 笠原)では、新・古のブドウを使って参加者に五感を使って味わって頂きました。当初五感を使って表現することに戸惑っていた参加者は、しばらくすると気づいたこと、感じたことを活発に発言してくれるようになりました。

 

解説:「ぶどうの一生」(担当:集堂)は写真入りのプリント資料を使って、生産者の視点からの解説を行いました。参加者の方々はぶどうが大変な手間と暇をかけて作られることを学び、ぶどうが高額であることの意味が実感できたようでした。

 

続いて、協賛企業の(株)テスコムと楠野理事とのプレゼンで「ぶどうジュースの飲み比べ」を行いました。「真空ミキサー」「普通のミキサー」「トロピカーナ」の3種類のぶどうジュースを、それぞれ参加者に体験して頂きました。

 

s0903_6 空気を排除し、果実を酸化させない画期的な真空ミキサーで作ったジュースは、断然色も鮮やかでかつ濃い風味を保っていました。世界初といわれる革新的真空ミキサーの威力は凄く、真空ミキサーは食のプロはもとより食に意識の高い方々には不可欠のツールになるかも知れません。

(http://www.tescom-japan.co.jp/special/shinkuu/)

 

「ぶどうのフルコース」(担当:若宮 / 辻)は、料理教室を開催されている2人が当講座のためにメニュー開発から料理までを行いました。参加者から絶賛される素晴らしい料理となりました。

食事中に料理にあった甲州ワイン(担当:集堂)を紹介し、「和紅茶」(担当:二宮)を味わって頂きました。めったに手に入らない希少なワインと和紅茶で、昼食はランチを超えて”ディナー”のようになりました。