NEWS 学習院女子大学・フードコンシャスネス論ご報告
〔 2023年12月8日 〕

2023年12月8日(金) 生活文化演習Ⅱ(味わい教育) 「フードコンシャスネス教育とその教育を実践する授業」(品川 明教授担当) のご報告

 

今回は3つの班の学生たちに、基本アクティビティのファシリテーターを体験してもらいました。

与えられたテーマに即して、アクティビティの内容、どんな問いかけをするか、板書はどのようにするか、班ごとで考えて15分の制限時間でおこなってもらいました。発表順は以下でした。

5班 聴覚と触覚のアクティビティ

4班 触覚のアクティビティ

1班 聴覚のアクティビティ

5班のテーマは「耳と歯の役割り」、2種類のお煎餅を視覚で捉え、食べ方によってどのような変化があるか、感じ方を言葉で表現しました。それによって耳と歯の役割りを確認しました。

4班のテーマは「4種類の粉系の食品をブラインドで感じる」、触覚のアクティビティでした。ブラインドで触ると手の感覚を重視できます。手で触ってどう感じるか、円グラフに表記してある「粗い・滑らか・乾いている・湿っている・柔らかい・硬い」のところに各自シールを貼るという工夫が感じられるアクティビティでした。

1班のテーマは、嗅覚のアクティビティです。3つのポテトチップスの袋の中にモノが入っていて、袋を振って中身の特徴を表現します。オノマトペでの表現も重要です。

聴覚でわかることがたくさんあることを認識できるアクティビティでした。

各班ともにフードコンシャスネス教育の基本の問いかけ、板書のし方、板書からのまとめが確りできていました。