NEWS 学習院女子大学・フードコンシャスネス論ご報告
〔 2022年11月4日 〕

10月4日(金) 生活文化演習Ⅱ(味わい教育) 「フードコンシャスネス教育とその教育を実践する授業」(品川 明教授担当) のご報告

 

今日の授業は「フードコンシャスネス教育」のまとめでした。

授業の内容は以下の通りです。

・味わうこと 感覚と味覚の統合 感じて食べることの意義

・意識して食べることの教育的意義

・フードコンシャスネス教育の重要性

・指導者の心得

・各班で来週から行う発表の準備

 

味わうとは五感と心で感じ食べることを意味しますが、無意識に実践している人は殆どいないのが現状です。

食事の際に「5つの心」を思い浮かべたり、「ひふみよいむなやこと」との繋がりを意識することは重要なことです。

フードコンシャスネス教育は知識や情報を与える教育というよりも、むしろ知識を引き出すことや食を通じて学びの原点を知ることを重視すべき点としています。そのためファシリテェターは概念を提供せずに、答えを促す問いかけから始めます。

フードコンシャスネス教育は五感を鍛える感覚教育で、繋がりや感謝の気持ちをもって心で味わう感動教育といえます。

再来週は各班ごとに基本アクティビティのファシリテェターをしてもらうので、班ごとにアクティビティの内容を考えてもらいました。