NEWS インストラクター養成講座ご報告
〔 2021年4月30日 〕

2021年4月「フードコンシャスネス・インストラクター養成講座講習会in ZOOM」 開催報告

 

「フードコンシャスネス・インストラクター養成講座in ZOOM」が2021年4月、各2時間づつ、9日間にかけて開催されました。

インストラクター養成講座は受講者が、各々フードコンシャスネス教室のプログラムを考えて、それをファシリテェターとして行い、必要なコメントと指導を受けた後、資格が得られる講座です。今回は全てをZOOMで行いました。

4月23日は島根県在住の高橋さんが「トマトの旨味の相乗効果を示す組み合わせはどれでしょう」と題して、受講者はミニトマトを用意し、3分でオードブルを作るというアクティビティを行いました。トマトへの想像性と創造性が高まるアクティビティでした。

東京在住の中嶋さんは「昆布の不思議」と題して、昆布の採取から出荷までの流れ、昆布の種類、特徴などを説明し、受講者は実際に昆布を食べるアクティビティでした。

大阪在住の桑原さんは「そっこん!」というテーマで、根菜類の大根、人参の髭に楊枝を刺すように受講者に指示をして準備をしてもらいました。根菜類の髭の特徴などの発見が盛りだくさんのアクティビティでした。

東京在住の岡井さんは「色が与える味覚の影響」と題して3色のトマトを視覚で味を想像し、最後に味覚を体験するという類推力が経験できたアクティビティでした。

4月30日は東京在住の稲木さんが「いちごいちえ」と題してイチゴのアクティビティをしました。各自用意した2種類のイチゴを様々な形で食べ比べ、発見の多いアクティビティでした。

長野在住の上原さんは、受講者1人あたり5つの質問をしながら、上原さんの好きな食べ物を当てていくといったゲーム感覚のアクティビティでした。題名をはじめに提示できない「焼き芋食べたい」という題目でした。

大阪在住の松端さんは「お豆さんの色々発見」と題して、スナップエンドウとグリーンピース、スナップエンドウとさやえんどうをそれぞれ用意したグループに、ZOOM内で分れてお互いに気づいたことを話しあい、後に発表するアクティビティでした。

 

ZOOM内でも、アクティビティで使用する食材をそれぞれが用意し、板書もZOOM内でWordを使用したりと、受講者の皆さんが工夫してアクティビティを行いました。

アクティビティから概念を引き出すABCモデルの実践ができたか、また受講者それぞれが反省を述べ、他の受講生からも感想や意見を自由に交わす形で進行しました。

受講者の皆さんはそれそれが行った積極的で創意工夫に満ちたアクティビティと品川

教授の適切な指導によって、多くの気づきと自信を得たことと思います。

 受講者の皆さま方、お疲れ様でございました。皆さま方の今後の益々のご活躍を祈念

申し上げます。