9月27日(金)「特別総合科目Ⅸ(フードコンシャスネス論Ⅱ)」(品川 明教授担当)の秋学期の授業が始まりました。
(当講座は(一社)フードコンシャスネス研究所の寄付による寄付講座です。)
今年度から秋学期の授業では「フードコンシャスネス・リーダー」を育成するための授業構成となります。2年生以上の選ばれた30名が履修することになりました。
今日はガイダンスです。
まず、フードコンシャスネス研究所会長の江口泰広学習院女子大学名誉教授が「フードコンシャスネス論の授業の意味と寄付講座の目的の解説をしました。食を積極的に意識することができると、食べることが環境問題でありまた社会や経済あるいは文化と密接に結びついていることが認識できるし、フードロスなど社会性意識を広くもつことができるようになると指摘されました。
品川先生からは「この授業の約束ごと」の解説がありました。
①予習はしない
②テキストに書き込む(復習が大事)
③振り返りをする(自分の変化の記録、気付き、感動)
④ファシリテーション・コミュニケーションが大事
⑤プログラム作成
⑥フードコンシャスネス・リーダーになる
解説の後は受講者を5名ずつのグループに分け、各グループそれぞれで簡単な自己紹介をしてもらいました。
その後落花生を受講者に配布し、食べ物を食べる時、どの感覚を使っているかメモを取り、授業後半で行うプログラムの作成に活かしてもらいます。
気付きを概念化し、概念が構築できると、食べ物の本質がいろいろと見えてきます。秋学期は後半に行われる参加者自身によるプログラム作成とその発表(ファシリテーション)がハイライトとなるため、それに向かってフードコンシャスネス教育を学んでいくことになります。
参加者がどのようなプログラムを作成し、どのようなファシリテーションを行うのか大変楽しみです。