2019年9月7日(土)~8日(日)「フードコンシャスネス・インストラクター養成講座」が学習院女子大学にて開催されました。
受講者は大阪、仙台、埼玉など各地から参加して頂きました。
1日目は品川明教授(研究所所長)が①フードコンシャスネス教育とは、②五感のアクティビティ、③5つの基本味と生理的意義の確認など、フードコンシャスネスの基本アクティビティの講義をしました。フードコンシャスネスの理念、目的を確認してもらいました。
楠野理事は④2種のみそ汁のアクティビティを担当しました。
インストラクター養成講座では2日目に受講者全員にアクティビティ(学習課題)を考えて頂き、実際にファシリテーションを行って頂きます。1日目の最後は、それぞれのアクティビティを考えて頂く時間でした。
2日目の午前中は、受講者のアクティビティの準備の時間です。
受講者が行ったアクティビティはそれぞれ、長井女史が「4つの粉」、土江女史は「3種の牛乳」、石川氏は「2種の豆腐」、渡辺女史が「2種のみそ汁」、谷氏は「3種の味噌」、渡辺女史は「2種の生クリームでバターを作る」、西田女史は「チーズを作ろう」というフードコンシャスネス研究所のテキストにはない個性的なアクティビティを考えて実行されました。
各受講者のファシリテーションの後、「問いかけ」、「概念の引き出し」、「概念化」、「振り返り」等々、ファシリテェターとしての役割ができているかどうかを参加者のコメントを含めてチェックしました。
半数の受講者のファシリテーションが終わったところで、江口泰広名誉教授(研究所会長)が「フードコンシャスネス教育の視点」という小講義を行いました。
今回の受講生の中には理学博士の方もいて、皆さま食育に対しての意識が大変高く、ファシリテーションの実技も確りクリアされ、フードコンシャスネス・インストラクターの資格を得ることができました。おめでとうございます。
参加者の皆さま2日間大変お疲れ様でございました。そしてご参加、誠に有難うございました。