第1回「食のプロのための自分ブランディング戦略講座」が以下の様に開催されました。
日 時:2016年6月25日(土) 10:00~17:00
場 所:学習院女子大学
知識や技術あるいは実力や能力があるにもかかわらず、社会的な評価を受けていない食関連の方々は沢山おられます。
当研修講座はそうした方々に、自分価値を再認識してもらい、その価値を正当に社会に評価してもらうための戦略的視点を、戦略的価値伝達=自分ブランディングというテーマで学んで頂きました。
研修の前半は戦略的ブランディングの意味と視点をレクチャー形式で江口会長が担当し、午後はセルフチェックシート(自己分析シート)をベースにして、講師(品川所長)と参加者、参加者同士というマルチコミュニケーション形式でディスカションをするという、ファシリテーション型ワークショップを行いました。
参加者に共通していたことは、多様な能力や技術あるいは知識や経験を持っているにも関わらず、自分自身の強みや専門性をひと言で表現できないということでした。
ワークショップの終盤は自分自身のキャリアや独自性あるいは専門性をベースにして、自分のキャッチコピーを自分自身で作ると同時に、グループメンバーにも作ってもらい、その発表を通じて最終的に参加者全員で一人一人のキャッチコピーを作ることができました。
受講者の主な感想は以下のごとくです。
「キーワードが繰り返されて、心に刻まれた。何と呼ばせたいか!が明確になり、やるべきことが頭に溢れています。」(外資系食品卸売人材開発担当、男性38歳)
「今まで纏まっていなかったキャリアに一本筋を通すことを考えなくてはならないと実感した。時間が早く過ぎました。とても参考になりました。」(フード・コーディネイト&スタイリスト、女性55歳)
「管理栄養士・栄養士のセミナーでは聞いたことがない内容だと思います。」(管理栄養士、会社役員、男性47歳)
「自分(の価値)を決めるのは他者であるという言葉が響きました。自分のことを見直す良い経験になりました。」「他者から自分のキャッチコピーをつけてもらうことなど、最初で最後だと思います。」(食品会社商品開発担当、女性21歳)
「自分のブランド化についてしっかり理解できました。」(食品会社営業担当、女性23歳)
「ブランディングについて体系的に学ぶことができた。バックグラウンドの異なる方々とのディスカションで気づきがあった。」(フードプロデューサー、女性)
「ブランディングの考え方がとてもよく理解できた。自分の強みを確認することができた。」(飲食業・レストランプロデューサー、男性55歳)