6月17日(金) 「特別総合科目Ⅸ(フードコンシャスネス論1)」(品川 明教授担当)において、シャトーレストラン ジョエル・ロブション エグゼクティブソムリエ 信国武洋氏に「フランス文化と食」と題して講義を頂きました。
講義の内容は主に以下の項目から構成されていました。
1.ミシュランガイドブック効果と経営
2.Chateau Restaurant Joel Robuchon:ロブションのメニューと特徴
3.ワインの産地とその特徴
4.ワインテイスティング:ワインの味わい方、所作
講師は世界的に評価の高いフランスレストラン“ジョエル・ロブション東京”(日本では
フランス料理の3つ星レストランは2つしかないが、その一つ)に籍を置く、日本を代表するエグゼクティブソムリエです。
講義ではまず苦労したご自身のキャリア紹介を通じて、努力することの大切さを学生に
発信し、続いてフランス料理の歴史とその意味およびジョエル・ロブション東京の特徴を
解説しました。
ワインテイスティングでは、ワインの種類や産地等の概説の後、赤と白が準備されました。赤はアルゼンチンの「クラウディベイピノノワール2013」。白はニュージーランドのピノノワール「テラザス レゼルヴァ トロンテス」を使用しました。
ワインテイスティングではワインの味わい方(外観、香り、味わい等)の詳細解説があり、 まさにフードコンシャスネスの基本理念のひとつである「五感をフルに活用して食を味わう」というコンセプトに添った講座内容でした。
ワインスクール・レコールデュヴァンの筆頭講師でもある講師の人柄や話術とプレゼンはさすがにプロであり、学生はワインの味わい方もさることながら、”プロの仕事人”の仕事を十分”堪能”させて頂いたようです。
(まとめ:楠野)