フードコンシャスネス・インストラクター3級養成講座が2016年2月13日(土)~14日(日)、学習院女子大学環境教育センターで開催されました。
参加者は飲食店・レストランを運営されている方2名、食のコンサル企業の方1名、食品メーカーの方1名、メディア関連の方1名、大学院卒業後官庁へ就職される方1名、ベンチャー関連の方1名の合計7名でした。
参加者はそれぞれ多様な背景をもつ知見の高い方々で、意見や視点にバラエティがあり、またお互いの
背景の違いがかえってコミュニケーションの質を高めたようです。
今回の研修では、まずオリエンテーションの後、アクティビティ「自分の味覚力を自覚する」で、
5段階のレベルで自分の味覚力を確認して頂きました。
このフォーマットは当フードコンシャスネス研究所が独自に開発したチェックシートです。
1日目は、フードコンシャスネスの理念的側面をアクティビティを通じで確りと体感して頂きました。
特に五感と五官の本質的意味、また概念、アクティビティ、ボキャブラリの位置づけをしっかり認識すること
が真の教育には不可欠であることを認識して頂きました。
2日目は「フードコンシャスネスの教育的意味」から始まり、「3種の液体」「2つの固体」を
五感で感じて表現し、続いて「食の評価」を人参、キャベツ、カブ、落花生で行いました。
今回は「包丁の意味」(包丁の使い方によって食べ物の価値が大きく変わる)も行いました。
今回の受講者の感度とレベルは高く、充実した2日間を過ごすことができました。
受講生の皆様方、お疲れ様でございました。