NEWS インストラクター養成講座ご報告
〔 2022年2月16日 〕

2022年1月~2月インストラクター養成講座 「生活クラブ生活協同組合・埼玉」研修のご報告

 

生活クラブ生活協同組合・埼玉の後半の講座(2日間のカリキュラム)は、同組合の埼玉の会議室に品川所長と楠野理事が講師として直接伺って開催されました。

それぞれ1日4時間にわたって、下記のプログラムで行いました。

1月31日(月)

10:00~12:00「オリジナルアクティビティの発表」

13:00~15:00「オリジナルアクティビティの発表」

2月16日(火)

10:00~12:00「生活クラブ生協・埼玉で行っている食育の発表」

13:00~15:00「生活クラブ生協・埼玉で行っている食育の発表」

 

生活クラブ生協・埼玉ではすでに皆さまご自身で食育講座を行なっていますが、1月31日はこれまでに学んだフードコンシャスネス教育の視点を軸にアクティビティを発表して頂きました。

当日はフードコンシャスネス研究会のメンバーの方々にもZOOMで参加して頂き、いろいろなご意見を頂きました。

中村さんは「お日様のチカラ」と題して缶に入っている切り干し大根を聴覚と嗅覚で確認し、缶から出して五感で味わいました。その後、生の大きく切った大根を五感で味わい、生と干した大根の違いを確認しました。

立石さんは「まるごとブロッコリー」と題して、生のブロッコリーを五感で感じ、その後ブロッコリーをカットして茹でて五感を使って食べました。茎や葉も確り味わいました。また茹で汁も飲み、生と茹でたブロッコリーを比較しましたが、気付きの多いアクティビティでした。

鵜納さんは「世界の塩巡り」と題して6種類の塩を観察し、まず見た目、次に味をどのように感じたかをシートに記入し、用意された世界地図から、それぞれがどの国の塩なのかを考えてもらいました。次にそのままの塩と水に溶かした塩の違いを感じてもらいました。塩の奥深さを感じるアクティビティでした。

2日目の2月16日は実際に生活クラブ生協・埼玉で行っている食育を披露してもらいました。

立石さんは「離乳食の考え方・赤ちゃんの味覚」と題して、手づかみでスティック野菜を食べさせることを推奨する内容でした。手づかみは五感を育て、自立への第一歩だそうです。

鵜納さんは「こころ・からだ・あたまを育てる5つの法則」でした。

この日も研究会のメンバーがZOOMで参加し、活発な意見交換のある講習会となりました。

今回の参加者3名は既に食育講座の経験を重ねてこられた方々でしたので、これからはフードコンシャスネス教育の理解を通じて、よりバラエティあふれる食育を開催していかれるものと期待しております。