2022年2月8日(火) 杉並区の栄養士会主催の講演会で、品川所長が「フードコンシャスネス教育」の講習会を行いました。受講者は杉並区の中学校などに勤務されている栄養士や非常勤栄養士の方々でした。
講習会はコロナ蔓延のためリモートで行われました。
講習会の内容は以下の通りです。
1.アクティビティ1(アーモンドや身近な食を味わって作文を書く)
2.フードコンシャスネス教育の特徴
3.大切な問いかけ①、大切な問いかけ②、大切な問いかけ③
4.ありがとうの反対は?と5つのこころ
5.ひふみよいむなやことの意味
6.こと、かたを自覚する教育
7.アクティビティ2(自分の味わいの特徴)
8.五感とは何か? 五感をしっかり使っていますか?
9.おいしさの広がり
学校での給食の問題として、和食のメニューだと残菜が多かったり、コロナ渦で食事中は默食など、給食の状況が今までと異なり、どの様に子供たちが食育と向き合うか重要な課題となっているようです。
今回はリモートでしたが、受講者の方々には各自用意してもらったアーモンドでアクティビティを行いました。
食べる際、体のどこの部位を使うか、またどのような気付きがあるか考えてもらいました。
今回はフードコンシャスネス教育を通じて、その意味や気付きの重要性、言葉で表現する、“教えない食育”の意義等、栄養士の方々が実践できるように実際のアクティビティを通して実感して頂きました。
後半30分質疑応答の時間をとり、より効果的にフードコンシャスネス教育の活動ができるよう、品川所長がそれぞれの質問にアドバイスを行いました。