NEWS 研究所活動報告
〔 2017年12月2日 〕

2017年12月2日 日本フードコーディネーター協会(FCAJ)主催実践講座で「味わい教育」を実施しました

 

12月2日(土)日本フードコーディネーター協会(FCAJ)主催の「技術を習得する実践講座」の第1部(11:00~13:30)で、フードコンシャスネス(味わい教育)を実施しました。

会場は江上料理学院(市ヶ谷)、参加者はFCAJ会員限定で18名でした。フードコンシャスネス・インストラクター2人(石渡、由利女史)が受講されていましが、参加者は調理師、主婦、大学教員、飲食店店員、コンサルタント等々多様な方々でした。またオブザーバーとして協会から4名の理事が参加されていました。

当日の担当講師は品川教授で、研究所会長でFCAJ顧問でもある江口名誉教授、楠野理事と研究部会メンバー(若宮、集堂、笠原、相澤、辻各女史)がフードコンシャスネス・インストラクターのユニフォームを着て支援・協力をしました。

講座内容は以下の通りでした。

  1. 食とは、2.味わい教育の約束、3.食を考える、4.アーモンドを味わって感じること

( 1回目)、5.フードコンシャスネスとは?、6.ありがとうの反対は?、7.「五つの心」と「ひふみよいむなやこと」、8.五感と五官の役割、9.味覚を持つ意義、10.狭義のおいしさ、11.アーモンドの味わい表現2回目(アクティビティ)、12.広義のおいしさ、13.おいしさの表現、14.食と命の権利、味わう権利、15.おいしさの要因、16.しじみとは?、17.しじみの味噌汁の味わい比べ(アクティビティ)、18.食の持つ力と価値、19.味わい教育(フードコンシャスネスの使命)。

講座終了後のアンケート結果では満足したが18名で、主なコメントは以下の通りでした。

・感覚を磨くことの大切さを知れて良かった。

・おいしさを感覚で感じる味わい教育に大変興味をもった。

・以前学んだコンシャスネスの復習と、新たな学びを得たので良かった。

・一粒のアーモンドから広がる味わいの世界が本当にすばらしい「食の世界」なんだと実感した。

・時間が短く感じるくらい興味深く聞くことができた。

・更に学ぶ機会が欲しい。

・フードコンシャスネスについて知らなかったので新鮮だった。

・大変興味深く、全員参加型で楽しかった上にたくさんの気づきをいただいた。 他

今回は以前研究所の理事をされていた沢女史(FCAJ常任理事)が協会との調整役をして頂きました。協会から貴重な研修の機会を頂戴しましたが、今後とも同協会と良い関係が構築できればと願っております。