9月22日(金) 「特別総合科目Ⅹ(フードコンシャスネス論Ⅱ)」(品川 明教授担当)のご報告です。
(フードコンシャスネス論は(一社)フードコンシャスネス研究会からの寄付による寄付講座です)
春学期の『フードコンシャスネス論Ⅰ』では、食とその世界という視点で、実社会で活躍している食の専門家等から食の文化や歴史あるいは食と生活、さらにフードコンシャスネスの意味や位置づけなど、約170名の受講生に対して多様な視点で講義が進められました。
秋学期の『フードコンシャスネス論Ⅱ』では、春学期のような講義型の講座ではなく、受講生が講座内容に直接的にかかわる実習型の講座形式で進められます。
そのため受講生の人数は抽選で選ばれた36名となりました。
この講座の最終的成果は受講生自らが作ったお雑煮です。
お雑煮は歴史、文化、地域性はもとよりさまざまな要素を含んだ“教材”となりますので、フードコンシャスネスの概念の学びとその実践教材としては、極めて意味のあるテーマとなります。
まず受講生は地区毎に別れ、自分の作りたい都道府県を決めます。そして2回後の授業で各自担当の県のお雑煮のプレゼンをします。最終的に受講生の投票で3つのお雑煮を決めて来年の最後の授業で作ります。
秋学期初回のまとめはフードコンシャスネスの特徴の確認でした。