6月23日(金)「特別総合科目Ⅸ(フードコンシャスネス論1)」(品川 明教授担当)において、一般社団法人フードコンシャスネス研究所 理事 楠野恭巳 女史(2015年学習院女子大学大学院卒業)に「食教育とフードコンシャスネス」と題して講義を頂きました。
講義の内容は主に以下の項目から構成されていました。
1. なぜ「食育基本法」ができたのか?
2. 食育の推進に関する施策についての基本的な方針(農林水産省)
3. 内閣府が分類した食育の考えとフードコンシャスネスの考え方の比較
4. 五感を使って味わうアクティビティ(落花生)
5. 落花生の成長のについて
6. 味わい向上のために
7. フードコンシャスネスの教育的意味
今回の講義では食育基本法の内容と農林水産省が実施している食育推進施策の紹介を通じて、食育の社会的意味とその重要性を確認することができました。
また現在極めて多岐にわたる活動が食育という言葉で実践されていますが、内閣府が整理した8つの食育の考え方や活動とフードコンシャスネスの概念を対比し、フードコンシャスネスの食育における特徴とその位置づけを明確にすることができました。
落花生を使って行われた五感を使って味わうアクティビティで、受講生は五感をフル活用して「食を積極的に意識する」ことの重要性を確りと体感したようです。