NEWS 学習院女子大学・フードコンシャスネス論ご報告
〔 2024年6月21日 〕

2024年6月21日(金) 生活文化演習Ⅱ(味わい教育) 「フードコンシャスネス教育とその教育を実践する授業」(品川 明教授担当) のご報告

 

今回の授業はこれまでのまとめとしての、班ごとのファシリテーターの発表です。

・4班 視覚を使わなくてもどの果物か当てられるか
・1班 2種のキウイフルーツ

4班のアクティビティではまず、ブラックボックスに入った3種の柑橘類を触覚だけで感じてもらい気付いたことを答えてもらいました。


その後小さくカットした3種の柑橘類をキッチンペーパーに包み中身をみせないようにして香りを感じてもらいました。
最後に目を閉じて3種の柑橘類を食べてもらいました。
ブラインドで触覚、嗅覚、味覚を感じることによって全ての感覚を集中して意識できたようです。


Aはオーストラリア産のネーブルオレンジ、Bは南アフリカ産レモン、Cは大分産のハウスミカンでした。

1班のアクティビティは2種類キウイを使いました。今の時期が旬のルビーレッドとゴールデンキウイです。


まずはキウイついて知っていることを答えてもらいました。
次に半分にカットしたキウイを視覚で気付いたことを答えてもらいました。
最後は少し細かくカットした2種のキウイを味覚で感じてもらいました。
同じキウイなのに色、触感、歯ざわり、香り、味が異なることを確認できました。

この様なアクティビティでは、最初の導入の際に「知っていること、知りたいこと、疑問に思うことを聞いて、探求したことをクラス全員で共有することが大事です。