NEWS 学習院女子大学・フードコンシャスネス論ご報告
〔 2022年11月18日 〕

2022年11月18日(金) 生活文化演習Ⅱ(味わい教育) 「フードコンシャスネス教育とその教育を実践する授業」(品川 明教授担当) のご報告

 

今回は3つの班の学生たちに、基本アクティビティのファシリテーターを体験してもらいました。

与えられたテーマに即して、アクティビティの内容、どんな問いかけをするか、板書はどのようにするか、班ごとで考えて15分の制限時間でおこなってもらいました。

1班 視覚のアクティビティ

2班 聴覚のアクティビティ

3班 触覚のアクティビティ

1班のテーマは視覚のアクティビティで、唐揚げとお節料理の2種類の料理の写真を用意し、見た目の感想、色の効果について考えてもらい、意見を聞いたり、料理に彩りは必要か、料理に和食の五色の効果はあるか等の問いかけを行いました。

改めて、食事の彩りは美味しく見える効果、食欲を増進する効果等々、視覚が重要な意味を与えることが認識できました。

2班のテーマは聴覚のアクティビティです。茶筒を振った時の音の特徴で中身を推測してもらいました。耳でわかること、わからないこと、耳の役割を確認しました。中身の粒の大きさによって、音の変化の気付きを確認することができたようです。

3班のテーマは触覚のアクティビティです。ブラックボックスのアクティビティを行いました。箱の中に幾つかの食べ物が入っています。中身が何なのか、その特徴を聞き、最後に手で触ることでわかること、わからないこと、手の役割を確認していました。

各班それぞれ3名で1つのアクティビティのファシリテーターを行ってもらいました。

各班ともにフードコンシャスネス教育の基本の問いかけ、板書、板書からのまとめが確りできていました。