(フードコンシャスネス論は(一社)フードコンシャスネス研究所の寄付による寄付講座です)
7月24日(金)「特別総合科目Ⅸ(フードコンシャスネス論Ⅰ)」(品川 明教授担当)は、一般
社団法人フードコンシャスネス研究所 楠野恭巳 理事(2015年学習院女子大学大学院卒業)と品川教授による「フードコンシャスネス論のまとめ」でした。今回もZOOMによる遠隔授業でした。
今回は前半を楠野理事が、リアクションペーパーに基づいて、受講生の理解が不十分だったと思われるところを補充する形で、復習を兼ねて授業を進めていきました。
授業では学生を逐次指名し、自分たちの感じたこと、考えたことを答えてもらいながら進めていきました。
再確認項目は主に以下でした。
1.五官と五感
2.基本五味の確認と唐辛子のアクティビティ
3.基本五味と生理的意義
4.旨味の分類と相乗効果
5.食の権利を考える「私は〇〇です」のアクティビティ
フードコンシャスネス教育の基本である、五感の役割と基本五味を再確認し、基本五味はどうして感じなければならないのかや生理的意義も考えてもらいました。また旨味の分類と相乗効果をもたらす特徴を確認しました。
食の権利を考えるアクティビティでは受講生に、果物や野菜を各自用意してもらい、自分が果物や野菜になったつもりで五感で表現をしてもらいました。
最後の30分は品川教授より、「フードコンシャスネス教育の重要性」「指導者の心得」「正しい食教育の視座」の話しでまとめとなりました。