4月12日(金)学習院女子大学では『フードコンシャスネス論』の授業が始まりました。
(フードコンシャスネス論の授業は一般社団法人フードコンシャスネス研究所の寄付による寄付講座です。)
第1回目の授業はガイダンスです。100名を超える学生が参加しました。
この講座では実務界の第一線で活躍され、食教育に情熱を持たれている多様なゲスト講師をお招きします。
「フードコンシャスネス教育」の特徴のひとつは“正解を求めない教育”です。教育の原点は好奇心ですが、この授業では学生に気付きや疑問を促し、自主的に考えてもらい、授業の最後のリアクションペーパーに自分の言葉で気付きや疑問あるいは感想や意見を書いてもらいます。
今日は学生たちに以下のような幾つかのアンケートを取りました。
①この授業を履修した動機
②あなたにとって食べ物とはどういうことか
③あなたが思う和食とは
④好きな料理、野菜、果物、肉、魚、無脊椎動物、加工品
⑤嫌いな料理、食べ物
②についてのアンケート結果の中には以下のような内容がありました。
・幸せな気持ちにさせてくれる
・心を豊かにしてくれる
・生きるために必要不可欠
・ストレス解消
“食べるもの、食べかた、食べること”を積極的に意識するのがフードコンシャスネス教育ですが、授業の最後にはどのような意見やコメントが出てくるか楽しみです。