7月18~19日テスコム電機(株)松本工場で楠野理事と江口会長が『フードコンシャスネス(味わい教育)講習会』を開催したご報告です。
テスコムでは工場がある松本で、CSR活動の一貫として近隣の小学生を対象にした工場見学を行っています。
そこにフードコンシャスネス教育を組み込むため、まずはテスコムの松本工場の契約社員の方々を含む全ての従業員(約200名)に対してフードコンシャスネス教育を受けて頂き、食教育の重要性、CSR活動の意味を共有することになりました。
アクティビティの中で真空ミキサーを使用しますが、この真空ミキサーを世界に先駆けて開発し、販売しているのがテスコムです。
真空ミキサーと普通のミキサーの飲み比べは従業員にとっても初めてことで、大変新鮮な驚きをもったようです。ちなみに普通のミキサーで作ったグリーンスムージーでは泡が多く、直ぐに分離しますが、真空ミキサーのスムージーは色が濃く全ての材料がきれいにミキシングされ、泡も立たず分離もしません。その特徴を改めて実感したようです。
各講習の受講者は25名程なので、3時間のセミナーを2日間で3回行いました。
今回のプログラムは下記の通りです。
- リンゴの気持ち
- 五官と五感の意味
- 基本五味のアクティビティ
- 五感を使ったアクティビティ(アーモンド)
- 真空ミキサーと普通のミキサーで作ったグリーンスムージーの飲み比べ
- 江口会長のフードコンシャスネス(味わい教育)とCSR活動の意味
アーモンドと真空ミキサーのアクティビティでは、参加者から地域の言葉を含めて豊かな擬音擬態の表現がたくさん出て、テスコムの方々の感性の高さがわかりました。
次回の研修は8月に3回の講習を予定しています。工場で働く方々全員が心を一つにして、新たな活動に取り組もうとする結束力や組織力には感動しました。