2月14日(水)亜細亜大学経営学部ホスピタリティ・マネジメント学科「フードサービス研修Ⅰ」(茂木信太郎教授担当)でフードコンシャスネス(味わい教育)を実施しました。
当講座はフードサービスビジネスを学んでいる学生を対象にした講座で、受講者数は
20名。講座には当研究所会長の江口泰広名誉教授がサポートで参加をしました。
主な講義内容は以下の通りでした。
1.りんごを味わって感じること
2.五官と五感の役割
3.味覚、触覚、嗅覚、聴覚の4感をもつ口の役割
4.アーモンドを五感で味わう
5.グループワーク:五感を使って味わったアーモンドの感覚を共有、および発表
6.アーモンドの成長について
7.グループワーク:アーモンドのコピーを作って発表
8.フードコンシャスネスの意味
講義は講師に対する学生代表の“ウエルカム・スピーチ”から始まりましたが、学生さんの礼儀正しさと熱心な受講姿勢に敬服しました。
アーモンドを五感で味わうアクティビティでグループワークを行ないましたが、活発な発言とともに沢山の語彙が出てきました。特に感覚的で感度の高い擬態語の多さに驚かれました。
グループワークで作成してもらったアーモンドのコピーは、可愛らしいイラストを添えたイマドキの若者を象徴するような素晴らしい内容でした。ただしコピーの中に五感を使ったワードがもっとあればよかったのにという気持ちは残りました。
積極的な学生さんの参加を受けて、大変充実した味わい教育を実施することができました。
こうした形で、少しずつでも他大学の講座でフードコンシャスネス(味わい教育)を開催できればと願っております。