フードコンシャスネス研究所は12月7日(木)に学習院女子大学で開催された熊本県立第二高等学校の学生(合計91名)を対象としたフードコンシャスネス(味わい教育)体験講座の支援・協力を行いました。
同体験講座は熊本県立第二高等学校の東京の修学旅行のプログラムの一つとして位置づけられた研修で、同高等学校から学習院女子大学宛に依頼がありました。
研修はこれまでも同高等学校に何度となく訪問をしていた品川教授が担当されました。
研修会は午前のグループ 名(10:00~11:30)、午後のグループ 名(2:30~4:00)の2回に分けて開催されました。
当日は最初に五感と五官の確認を行い、一般ミキサーと真空ミキサーを使っての味わい研修でした。
最初に熊本産のみかんを使ってジュースをつくり、それを比較してもらいました。比較には官能検査シートを使いました。次に小松菜、リンゴ、バナナ、パイナップルを使ってスムージーをつくり、比較してもらいました。
それぞれに関して生徒さんから意見を聞き、それを数値化し、統計処理の視点でコメントをしました。
さすがに進学校で知られている高校の生徒さんたちは、みな熱心で礼儀正しく、その真摯な勉学姿勢には敬服しました。
なお今回使用した真空ミキサー“極鮮”は、協賛という形で株式会社テスコムから2台借用させて頂きました。研究所からは会長の江口名誉教授、楠野理事、研究部会メンバーの笠原女史、石渡女史のお二人が支援という形でお手伝いをさせて頂きました。
修学旅行の一プログラムにフードコンシャスネス(味わい教育)が“ご指名”されるのは大変光栄なことです。こうした形でフードコンシャスネス(味わい教育)が教育界のみならず社会に広く認知されていくことを願っております。
今回の研修会はいつもとは異なり、高校生の熱気に満ちた素晴らしい研修会でした。