(当講座は(一社)フードコンシャスネス研究所の寄付による寄付講座です。)
12月17日(金)「特別総合科目Ⅹ(フードコンシャスネス論2)」(品川 明教授担当)の授業はまとめとしての、班ごとのファシリテーターの発表です。
・2班 牛肉の一生
・5班 香りと味覚によるカカオの含有量の違い
2班のテーマは焼いた牛肉を食べて感じたこと、食べ物を美味しいと感じる理由をワークシートに記入しました。食べ物を美味しいと感じる理由には、見た目、温度、匂い、鮮度などがありますが、高価格という情報で美味しく感じることもあります。
その後、パワーポイントで牛の一生の発表がありました。発表後に、再び牛肉を食べて感じたことをワークシートに記入しました。
牛は繁殖農家、肥育農家によって約3~5年の歳月を経て出荷されます。大切な牛の命を頂いていることに改めて気づき、“ありがとうの心”がもてるアクティビティでした。
5班のテーマはカカオの含有量が27%、40%、56%、72%のチョコレートの食べ比べでした。香りを確かめ、次に鼻を摘まんで味覚だけで味わい、その後鼻を離して味覚と嗅覚で味わいました。香りだけでも甘味、苦味が確認でき、またカカオの含有量の違いによって酸味、苦味、渋みが感じられたり、気づきの多いアクティビティでした。
最後に「このアクティビティにタイトルを付けるとしたら」という設問があり、受講者の印象を通じてタイトルを付けてもらいました。
感じ方によってタイトルがいろいろ出てきたのは大変興味深いことでした。