当講座は(一社)フードコンシャスネス研究所の寄付による寄付講座です。)
1月14日(金)「特別総合科目Ⅹ(フードコンシャスネス論2)」(品川 明教授担当)の授業はまとめとしての、班ごとのファシリテーターの発表です。
・4班 2種のカッテージチーズ
・1班 チョコレートができるまで
4班のテーマはカッテージチーズでした。時間短縮のため、1種類は予め作っておき、もう1種類はファシリテーション時に作りました。鍋に牛乳250㎖とレモン汁大さじ1を加え加熱し、分離したらキッチンペーパーで搾って完成です。
2種類のカッテージチーズを鼻を摘まんで食べ、鼻を開けて食べ違いを確認します。
予め作っておいたカッテージチーズはお酢で作っています。
カッテージチーズが簡単にできることを体験し、なぜ牛乳が固まるのかの仕組みを考え、嗅覚と味覚で違いを味わうアクティビティでした。
1班のテーマはチョコレートをカカオから実際につくりました。最初はカカオそのものの皮を剥く前と後で、触覚や嗅覚を使って違いを確かめます。剥いたカカオをすり鉢とすりこぎを使ってねっとりするまで細かく砕きます。そこに砂糖を加え、手作りチョコレートの完成です。
市販のチョコレートとの食べ比べをしました。学生たちが用意したパワーポイントでカカオの成長を知り、カカオの花が実を結ぶまで何が必要かを考えさせる内容でした。
チョコレート作りを体験し、カカオについて理解し、命の繋がりをも体験できるアクティビティでした。