(当講座は(一社)フードコンシャスネス研究所の寄付による寄付講座です。)
12月3日(金)「特別総合科目Ⅹ(フードコンシャスネス論2)」(品川 明教授担当)の授業はまとめとしての、班ごとのファシリテーターの発表です。
・3班 3種の白い液体
・6班 うどん作り
3班のテーマは3種類の白い液体を五感を使って観察します。まず視覚で気づいたこと、中身が何であるか想像します。次に触覚で、容器を手で振って中身の粘度を確認します。次に嗅覚で、蓋を開けて匂いで中身の特徴を確認し、想像します。最後は味覚で、味を確認します。
ファシリテーターから「白い液体を見分けるのにどの感覚が大切だと思ったか」という質問が最後にされました。最終的には味覚で判断しますが、視覚、触覚、嗅覚も重要だと認識でき、いろいろな感覚を使って味を感じることを体得しました。
ファシリテーターからの問いかけも多く、受講生も多くの発見と気づきができたようです。
6班のテーマはうどん作りです。各班に用意されたのは、小麦粉、水、塩、打ち粉用の小麦粉です。水に塩を入れ、小麦粉と食塩水をヘラでまぜ、その後、手でこねていきます。ある程度まとまり柔らかくなったら生地を平らにし、3つに折って包丁で切ります。
うどんをこねることによって、テクスチャーの変化を確認できるアクティビティでした。
学生たちの感想は、うどんの材料が思っていたよりもずっとシンプルだと認識したことです。また、いつも冷凍や乾麺で簡単に食べていたうどんが、いざ自分で作るとなるとこんなにも大変だということが体感できたようです。