5月1日(金)「特別総合科目Ⅸ(フードコンシャスネス論1)」(品川 明教授担当)において、先週に引き続き、品川教授が担当しました。
(当講座は(一社)フードコンシャスネス研究所の寄付による寄付講座です。)
今回もZOOMによる遠隔授業でした。今回の講義は「五感の役割を自覚する」で、内容は以下の通りです。
①自分の味わい特性
受講生には個々にアーモンドなどの食べ物を用意してもらいました。身体のどこを使って味わっているのか、味わう時の順番や何を感じたかをワークシートに書いてもらいました。
②目と視覚の役割
唐辛子の写真を見て、どうして青から赤になるのか考えてもらいました。
和食の要素には五色がありますが、その五色を答えてもらいました。
③耳と聴覚の役割
④手と歯と聴覚の役割
⑤鼻と舌の役割
品川教授から発信する動画と学生たちに用意してもらった食べ物、飲み物とを上手に組み合わせながらアクティビティを行い、その都度、学生を指名して答えを引き出すというファシリテーション形での授業でした。
受講生にとっては、料理を食べる時にどの様に美味しさを感じるかを改めて考えさせられたアクティビティだったと思います。
私たちは味や香り、見た目や温度など、五感を有効に活用して食を楽しんでいることが実感できたと思います。
和食の要素の五色とは、赤、緑、白、黄、黒ですが、自分の食事が2色や3色だったらなるべく緑を取るように、またできるだけ五食を食べるように心掛けましょう。
(まとめ 楠野恭巳)