5月8日(金)「特別総合科目Ⅸ(フードコンシャスネス論1)」(品川 明教授担当)において、先週に引き続き、品川教授が担当しました。
(当講座は(一社)フードコンシャスネス研究所の寄付による寄付講座です。)
今回もZOOMによる遠隔授業でした。今回の講義は「味わうことと味を感じるわけ」と題して、内容は以下の通りです。
①5つの基本味
受講生に、食べ物にはどんな味があるか、その味はどのような食べ物なのかを聞いて
いきました。
また、どうしてその味を感じなければならないのかを考えてもらいました。
②甘味と塩味の比較(試飲実験)
受講生には100ccの水に小さじ4分の1の砂糖の入った水、塩の入った水をそれぞれ
用意してもらいました。そしてどちらが濃く感じたか、なぜ濃く感じるのかあるいは
薄く感じるのかを考えてもらいました。
③5基本味の説明
④甘味、酸味、感じるビデオ
⑤旨味の相乗効果のビデオ
⑥デンプンと砂糖の特徴のビデオ
前半は受講生に用意してもらった試飲実験と上手に組み合わせながらアクティビティを行い、その都度学生を指名して答えを引き出すというファシリテーション形での授業でした。
教室でのアクティビティでは、同じ空間で参加者と双方向のコミュニケーションを取りながら、その本質的な意味を逐次確認・理解してもらうことができるのですが、それがリモート授業ではできないために、授業の後半ではイメージをもってもらうために、アクティビティのビデオを見ながら品川教授がそれぞれの意味を解説しました。
(まとめ 楠野恭巳)