11月30日(金) 『比較文化論Ⅵ(嗜好)【フードコンシャスネスと食を自覚する授業】』(品川 明教授担当)のご報告です。
今日のゲスト講師は栃木県日光市の小学校の教師でもあり、ワインスクールの講師でもある原口真一氏に「ワイン講座」と題して講義を頂きました。
講義内容は下記の項目でした。
- ストランのマナー(ホストとゲスト、レベルについて)
- ワインはどの様に作られるか
- テイスティング
ワインは100%葡萄から作られます。葡萄の品種は5000以上あるそうです。平地より、斜面を利用して太陽の光を受けて栽培する方が良い葡萄ができるそうです。
星の数ほど存在するワインの質を決定するものは、土地の性質、気候、日照条件、緯度や標高、葡萄品種、そして何よりも大事なのは作り手のマインドとスキルだそうです。
今回は白ワイン2種類、ドイツのリースリング、カリフォルニアのシャルドネ、赤ワインも2種類、ドイツのピノ・ノワールと南アフリカのカベルネ・ソーヴィニヨンとメルローのテイスティングをしました。
視覚で色を見て、嗅覚で香りそして味覚で味を表現してみました。学生たちは先入観や知識がないために感じたままに大変自由に表現していました。
五感をフルに活用する本格的なワインのテイスティングは、フードコンシャスネスを体感し理解するうえで有効なアクティビティのひとつとなります。