6月19日は食育の日です。
この食育の日に「2018年度第1回杉並区食育リーダー研修」が杉並区役所の会議室で開催されました。対象者は小・中学校食育リーダー(主幹教諭、主任教諭、教諭、主任養護教諭、栄養教諭、栄養職員)で、参加者は67名でした。
杉並区は全国でもいち早く食育推進チームを結成し、学校における食育活動に積極的に取り組んでいることで知られています。
研修会は2部構成で、後半の90分を品川教授が「フードコンシャスネス(味わい)教育 給食を通した食育~五官を使って五感で食べる」と題して講演を行いました。
講演の内容は以下でした。
- 心で食べる味わい教育とは
- 食を通した繋がり
- フードコンシャスネス教育
- エコシステム教育
- 五感を磨く
- おいしさとは(狭義のおいしさ)
- 新しい食教育の7つの視座
フードコンシャスネスの理念、教育的意味などの話しをし、「いりこを五感で味わう」「嗅覚と味覚の役割」「基本味の生理的意義」などのアクティビティを行いました。
講座の最後に、江口会長がフードコンシャスネスの意義に関して簡単なコメントをしました。
皆さんの勉強熱心な姿勢と真剣な眼差しが大変印象的でした。
貴重な機会を頂いた杉並区教育委員会事務局学務課保健給食係(小金澤真代女史)には改めて感謝申し上げます。
フードコンシャスネス(味わい)教育が、今後小・中学校の食育の一助となればと祈念しております。
(まとめ 楠野恭巳)