6月5日(火)楠野理事が千葉商科大学 サービス創造学部「フードサービス論」(河木智規講師担当)でフードコンシャスネス(味わい)教育を実施しました。
当講座はフードビジネスを学んでいる学生を対象にした講座で、受講者数は61名。講座には当研究所会長の江口泰広学習院女子大学名誉教授がサポートで参加をしました。
講義の主な内容は以下の通りでした。
1.りんごを味わって感じること
2.問いかけと気付き、五官と五感の役割
3.味覚、触覚、嗅覚、聴覚の4感をもつ口の役割
4.アーモンドを五感で味わう
5.グループワーク:五感を使って味わったアーモンドの感覚の共有および発表
6.アーモンドの成長について
7.グループワーク:アーモンドの販促コピーの作成と発表
8.フードコンシャスネスの意味とフードビジネス
今回61名といった大変多い学生数ですが、フードコンシャスネスは本来人間の持っている能力を引き出す教育です。楠野理事は教室を駆けずり回って、学生の「気づき」「感じたこと」を引き出していました。
最初に行うりんごのアクティビティでは、13名が100文字以上の気づきの文章を書けていてビックリです。感度の高い学生たちが沢山いました。アーモンドを五感を使って食べるアクティビティでのグループワークでは、学生たち同士が協力し合っているのが大変好印象でした。
最後は10組の班になって、アーモンドのキャッチコピー作り、限られた時間でしたが、アーモンドの本質を表現する可愛いキャッチコピーが出来ました。
90分の授業中、積極的に発言をし、協力的で、いつも笑顔で、活発な素晴らしい学生たちでした。