学習院女子大学・フードコンシャスネス論ご報告
〔 2018年5月11日 〕

2018年5月11日フードコンシャスネス論において晃子食文化研究所を主宰されている柳谷晃子女史にお話を頂きました。

 

5月11日(金)「特別総合科目Ⅸ(フードコンシャスネス論Ⅰ)」(品川 明教授担当)のご報告です。
(当講座は(一社)フードコンシャスネス研究所の寄付による寄付講座です。)

 

「食と神学」と題して、晃子食文化研究所を主宰されている柳谷晃子女史にお話を頂きました。

同女史は30歳で料理教室を開催するために辻料理教室で学び、その後イタリア留学、学習院女子大学日本文化学科、日本大学日本民族修士、上智大学神学部神学修士といった特異な経歴をお持ちです。

講座は主に以下から構成されていました。

  • 私がキリスト教徒になったわけ
  • 神学とは
  • カトリックは食の宗教
  • キリスト教徒から生まれた食文化
  • 食と神学

 

カトリックは食を尊重する宗教で、ミサではパンを配り、食べるものがあることの幸せや感謝、食事の時の体験、その感動を分かち合うことの大切さを学ぶそうです。

食べ物は全てが自分のチカラになるもの、そして有り難いものと考えて食べるというのが基本的考え方です。

料理は自分にとってどうしたら食べ心地が良くなるか、想いや考えがないと料理になりません。たとえ素材が良いものであっても、相手を想い相手によって形を変えていかなければなりません。

料理をするのは食べる相手に喜んでもらうこと、それが作り手の元気と喜びの源となります。相手を想い、感謝し、お陰様等のフードコンシャスネスの5つの心がカトリックの中にはあるようです。

(文責:楠野恭巳)