NEWS 研究所活動報告
〔 2017年12月12日 〕

2017年12月12日杉並区管理栄養士及び栄養指導者へのフードコンシャスネス教育を実施しました

 

2017年12月12日、杉並区保健所健康推進課からの依頼で「給食を通じた食育~五官を使って五感で食~」と題して、管理栄養士及び栄養指導者に対してフードコンシャスネス(味わい教育)を行いました。

会場は杉並セシオンで、当日の講師はフードコンシャスネス研究所所長の品川教授が担当しました。

 

講座内容は主に以下の項目から構成されていました。

1.食とは、2.味わい教育とは、3.食を考える、4.アーモンドを味わって感じること( 1回目)、5.フードコンシャスネスの意味、6.フードコンシャスネス教育とは、7.「五つの心」と「ひふみよいむなやこと」、8.食の持つ力と価値、9. 五感と五官の役割、10.指導者として何をするか?、11.五基本味の生理的意義(甘味と酸味のアクティビティ)、12.3種の液体のアクティビティ、13.アーモンドを五感を使って食べる。14.おいしさの表現、15.食と命の権利、味わう権利、16.おいしさの要因、17.新しい食教育の視座、18.頭で食べるのではなくこころで食べる、19.教と育です。

今回の講座は2時間という短い時間でしたが、前半の1時間は主にフードコンシャスネス教育について、そして指導者としての味わい教育のあり方を伝えることができたと思います。後半はアクティビティ中心に五感を使って味わうことを体得して頂きました。

 

食を科学的視点でとらえる傾向の強い管理栄養士及び栄養指導者の方々に、感性や感覚あるいは文化からの視点は大変新鮮であったようです。