秋学期の授業では「フードコンシャスネス・リーダー」を育成するための授業構成となります。
通常では36名が履修できる授業でしたが、ソーシャルディスタンスを保つため約半分の20名が履修することになりました。
第1回目の授業はガイダンスです。
フードコンシャスネス教育のラーニングサイクル、思考のパターンとコミュニケーションの取り方を簡単に学びました。
気付きを概念化し、概念が構築できると、食べ物の本質がいろいろと見えてきます。
1つのテーブルに4名ずつ座ってもらい、班ごとに自己紹介をかねて「この授業を履修した理由」と「自分が好きな和食」の2つの質問に答えてもらいました。
「食についてちゃんと学びたい」「とにかく食べることが好き」といった食に対する意識が高い学生が大勢のようです。
今回は1つだけアクティビティを行いました。
イタリア産のローストアーモンドを味わってもらい、気付いたことをリアクションペーパーに書いてもらいました。
次にイタリア産の生アーモンドを試食してもらいました。噛むと杏仁の香りがします。
学生たちはローストアーモンドの方が美味しく感じたようです。
最後に学生たちに「日本食といったら何でしょう?」と質問をしました。答えの多くはお寿司と味噌汁でした。
秋学期では後半に行われる受講者自身によるプログラム作成とその発表(ファシリテーション)がハイライトとなるため、
それに向かってフードコンシャスネス教育を学んでいくことになります。
受講者がどのようなプログラムを作成し、どのようなファシリテーションを行うのか大変楽しみです。