NEWS 学習院女子大学・フードコンシャスネス論ご報告
〔 2022年12月2日 〕

2022年12月2日(金) 生活文化演習Ⅱ(味わい教育) 「フードコンシャスネス教育とその教育を実践する授業」(品川 明教授担当) のご報告

 

今回は3つの班の学生たちに、基本アクティビティのファシリテーターを体験してもらいました。

与えられたテーマに即して、アクティビティの内容、どんな問いかけをするか、板書はどのようにするか、班ごとで考えて15分の制限時間でおこなってもらいました。

4班 触覚のアクティビティ

6班 嗅覚のアクティビティ

5班 嗅覚と味覚のアクティビティ

 

4班のテーマは「オノマトペが与える食への影響」、柿の種を視覚で捉え、噛んだ時にどの様な音かを予想してもらう。その後、実際に食べて味、音がどの様に変化したかオノマトペで表現する。オノマトペで表現することによって食事にどの様な影響を与えるか認識してもらうアクティビティで、五感を全て使えるアクティビティでした。

 

 

 

6班のテーマは「鼻にはどんな役割があるか」、嗅覚のアクティビティです。ダージリンとアールグレーの紅茶を中身を明かさないで嗅覚、味覚で味わってもらいました。

舌でわかること、わからないこと、そして鼻にはどの様な役割があるか問いかけをしました。味覚と嗅覚を明確に認識できるアクティビティでした。

5班のテーマは「3種の出汁の液体」、嗅覚と味覚のアクティビティです。まず匂いを嗅いでもらい、問いかけをしました。次に鼻を摘まんだ時の香り、離した時の香り、味を確認してもらいました。昆布、煮干し、かつお節の出汁の飲み比べができる貴重な体験でした。嗅覚の役割の問いかけをし、どの出汁が好きか聞きました。

各班ともにフードコンシャスネス教育の基本の問いかけ、板書、板書からのまとめが確りできていました。