当授業は一般社団法人フードコンシャスネス研究所の寄付による寄付講座です。
2021年度の「フードコンシャスネス論Ⅱ」秋学期の授業が9月24日(金)から始まりました。
新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、最初の2回の授業はZoomを使った遠隔授業です。
秋学期の授業では「フードコンシャスネス・リーダー」を育成するための授業構成となります。
2年生以上の選ばれた18名が履修することになりました。
第1回目の授業はガイダンスです。自己紹介を兼ねて学生全員に3つの質問に答えて頂きました。
質問
1.自分が思う食とは
2.自分が好きな食べもの
3.この授業に対しての意気込み
多くの学生は春学期の「フードコンシャスネス論Ⅰ」を履修していて、「とにかく食べることが好き」といった食に対する意識が高い学生が大勢のようです。
質問を通じて受講者の意識を確認した後、フードコンシャスネス教育のラーニングサイクル、思考のパターンとコミュニケーションの取り方を簡単に学びました。
気付きを概念化し、概念が構築できると、食べ物の本質がいろいろと見えてきます。
秋学期では後半に行われる受講者自身によるプログラム作成とその発表(ファシリテーション)がハイライトとなるため、
それに向かってフードコンシャスネス教育を学んでいくことになります。
受講者がどのようなプログラムを作成し、どのようなファシリテーションを行うのか大変楽しみです。