(当講座は(一社)フードコンシャスネス研究所の寄付による寄付講座です。)
11月12日(金)「特別総合科目Ⅹ(フードコンシャスネス論2)」(品川 明教授担当)は実際に3つの班の学生たちにファシリテーターを体験してもらいました。
与えられたテーマに即して、アクティビティの内容、どんな問いかけをするか、板書はどのようにするか、班ごとで考えて15分の制限時間でおこなってもらいました。
・1班 聴覚のアクティビティ
・2班 味覚と嗅覚のアクティビティ
・3班 触覚のアクティビティ
1班のテーマは聴覚で4つの紙コップに、砂糖、塩、ブラックペッパーの実、小麦粉を入れ、中身がわからないように蓋をして、アクティビティを行いました。
コップを振った時の音の特徴で中身を推測してもらいました。耳でわかること、わからないこと、耳の役割を確認しました。
2班のテーマは味覚と嗅覚のアクティビティで、中身のわからない2種の飲み物を鼻を摘まんで味わってもらい、その後、鼻を離して味わいました。舌で感じる味を通じて2種類の飲み物の違いを体感してもらいました。舌でわかること、わからないこと、舌の役割を確認しました。
3班のテーマは触覚で、ブラックボックスのアクティビティを行いました。箱の中に幾つかの食べ物が入っています。中身が何なのか、その特徴を聞き、最後に手で触ることでわかること、わからないこと、手の役割を確認していました。
各班それぞれ3名で1つのアクティビティのファシリテーターを行ってもらいました。
フードコンシャスネス教育の基本の問いかけ、板書、まとめが確りできていました。