7月16日(金)「特別総合科目Ⅸ(フードコンシャスネス論Ⅰ)」(品川 明教授担当)は、
品川教授による「フードコンシャスネス論のまとめ」でした。再び緊急事態宣言が発令され、今回はZOOMによる遠隔授業でした。
今回は春学期、最後の授業でした。ワークシートの課題を記入しながら、何名かの学生たちに口頭で発表してもらいました。
課題1 外部講師の中で印象に残っている講師を1人あげて、その理由を具体的に記入してください。
課題2 春学期の授業の中で、食の意味や食事の意味またその価値をどの様に感じましたか?
課題3 一汁三菜の写真を見て「有難う」「お陰様」をどれくらいあげられますか?
課題4 フードコンシャスネス論を受講して、受講する前と受講した後で自分が変わったと思うことは何ですか?
また、これからどの様に食と接しますか?
課題5 あなたにとって美味しさとは?
課題4で学生たちからは「フードロスを意識するようになった」「食材や人に感謝するようになった」
「自分の身体を作ってくれる食に興味をもつようになった」といった意見がありました。
フードコンシャスネス教育では「頭で食べるのではなく、こころで食べる」という考え方を重視します。
情報にとらわれず、五感を最大限に働かせ、かつ自分自身のこころの声を聴いて自分に正直に応えることが大切です。
食は本来生き物です。生き物の権利と味わう権利があることを忘れてはなりません。
味わうことは五感と心で感じることであり、食べることを意味します。食事の際は「5つのこころ」や「ひふみよいむなやこと」
など、繋がりを意識することが大切です。
「食」は経験して「体験」することが大事です。