(当授業は一般社団法人フードコンシャスネス研究所の寄付による寄付講座です。)
フードコンシャスネス論の2020年度の最初の授業は4月24日(金)からスタートしました。新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、授業はZoomを使った遠隔授業となりましたが、今年も130名ほどの学生が履修しています。
第1回目の授業はガイダンスです。1回~4回は品川教授が担当して「フードコンシャスネス教育の特徴」など講義をします。
講義の内容は主に以下の項目から構成されています。
・フードコンシャスネス教育について
・フードコンシャスネス教育の学びのスタンス
・フードコンシャスネス教育の特徴
・フードコンシャスネス教育の約束
・フードコンシャスネス教育の理念と目的
・フードコンシャスネス教育で考える食教育
・エコシステム教育
5回目以降からは、実務界の第一線で活躍され、食教育に知見と情熱を持たれている多様なゲスト講師をお招きします。
教育の原点は好奇心ですが、この授業では学生に気付きや疑問を促し、自主的に考えてもらい、授業の最後のリアクションペーパーに自分の言葉で気付きや疑問あるいは感想や意見を書いてもらいます。
“食べるもの、食べること、食べかた”を積極的に意識するのがフードコンシャスネス教育ですが、授業を通じてどのような意見やコメントが出てくるか楽しみです。
(まとめ 楠野恭巳)