4月26日(金)学習院女子大学での『フードコンシャスネス論』の授業のご報告です。
(フードコンシャスネス論の授業はフードコンシャスネス研究所の寄付による寄付講座
です。)
今回も品川先生が担当です。
フードコンシャスネス教育で大事なことの1つがエコシステム教育です。
「ひふみよいむなやこと」の意味を学生たちに考えてもらいました。
食は地球上のすべての生き物ものや太陽、大地、空気、水、地球そのものの成り立ち
とも繋がっています。
フードコンシャスネス教育は「食べるもの」「食べること」「食べかた」を3つの柱とし、「ありがとう」「いただきます」「ごちそうさま」「もったいない」「おかげさま」の5つの心を育み「ひふみよいむなやこと」の繋がりを感じることです。
今回の授業では再度アーモンドを味わってもらいました。
半分に割って、どんな音が聞こえるか留学生にも聞いてみました。
まず日本人は「カリカリ」、ドイツ人は「キナック」、チェコ人は「クルッツ」、韓国人は「ワカジャ」と、オノマトペティックはこんなにも国によって違うとはビックリしました。
そして、五感の役割を自覚する意味でアーモンドを食べたとき、感覚を感じる身体の
部位は何処か問いかけをしてみました。
舌は味覚だけではなく触覚も感じます。触覚で感じるものは硬さ、重さ、形、温度などです。目、耳、鼻、舌、手、歯など全ての能力を使っているか、五感で感じているかを改めて考えてもらいました。